私は公認会計士試験を一度断念して税理士試験の方にシフトしたのですが再び公認会計士試験を受け始めました。
その理由について書いていこうと思います。
税理士試験はコスパが悪い
まず税理士試験には院免ルートと5科目ルートとあるのですが院免ルートだと税法大学院に250万円近く払って二年間通う必要があります。また税理士試験5科目ルートだと世の中の資格試験の中でも一番膨大といっても過言じゃないほどの暗記をこなす必要があります。
合格までにかかる費用や時間が膨大である割に税理士法人の勤務税理士の年収は400から500万ほどだと言われています。
これでは勉強した分の対価としては報われない印象を受けます。
公認会計士試験を諦めきれないから
やはり、10年ほど公認会計士試験の勉強を続けてきて短答も論文も惜しいところまで来ていることからやはり公認会計士試験の合格を捨てきれないと思ったからです。
公認会計士試験に合格すれば監査法人で初任給が500~600万ほど得られ、公認会計士資格と税理士資格の両方が手に入ります。またそれだけでなく国家三大資格の公認会計士試験に合格すれば仕事を辞めて東京大学の再受験をしても再就職は比較的容易にできる上になにより合格の経験そのものが東大再受験にいかせると思います。
険しい道のりだが実現は不可能ではない
公認会計士試験に社会人の30代が合格することは容易ではないし、東京大学を再受験して合格することも険しい道でしょう。しかし公認会計士試験は毎年100~150名ほどの社会人合格者がおり、30代以上の合格者も180名ほどいることから毎年100名以上いるということは再現性のある成功だと言えると思うので目指す価値は十分にあると思います。また東京大学への再受験はさんきゅう倉田さんという方が38歳で成功されていることから私もそこに続こうと思います。