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人生の目標について書いてみた

私の人生の目標について

私は、中学三年生のころ、定期テストや模試でクラスで一番の点数を取る生徒でした。当時、大阪府知事を務めていた橋下徹氏の影響を受け、早稲田大学の政治経済学部や法学部を志望していました。しかし、担任の先生が“目指せ東大”と鼓舞してくれたことで、東大を目指すようになりました。

しかし、高校入試という人生最初の運命の分かれ道で第一志望の東海高校、第二志望の刈谷高校に落ち、知立東高校に進学することになりました。この結果は大きな挫折でしたが、卒業式の日に先生が“知立東から東大だ!”と励ましてくれたことを今でも覚えています。

当時の私は、東大に行けば法曹や政治の世界で活躍できるエリートになれると漠然と考えていました。しかし、高校ではクラスで一番の成績を維持しても学年では2位や3位になることが多く、東大には程遠い状況が続きました。その中で法曹や官僚を漠然と目指していた私でしたが、理系が有利という情報や両親の反対を受け、薬学部を志望しました。しかし、理系のカリキュラムが進むにつれて成績が低下し、薬学部は全滅してしまいました。

その後、京大経済学部を志望するも届かず、慶應義塾大学商学部に合格したものの、最終的には神戸大学経済学部に進学しました。この結果に満足できない私は、東大を諦めたことへの悔しさを拭いきれず、神戸大学でも“どうすれば東大に入れたのか”と考える日々が続きました。

大学時代、公認会計士の資格を目指しながらバイトをして学費を稼ぎ、東大再挑戦を計画しました。バイトはSAPIXの試験監督や進研模試の採点など教育系を選び、東大進学への準備に役立つものを意識しました。この時期に、子供の頃から興味があった歴史研究への情熱が再燃し、特に近代プロイセン・ドイツ史を研究したいと強く思うようになりました。


ドイツの歴史に関心を持った理由は二つあります。一つ目は、ドイツが日本と自由や民主主義などの価値観を共有する重要な国であり、その歴史や成り立ちを深く知りたいと思ったからです。二つ目は、プロイセン王国を列強へと導いたフリードリヒ2世に強く感銘を受けたからです。彼は、音楽や芸術への情熱を持ちながらも、父親の厳しい指導を乗り越え、国内改革を進め列強の一角を担うまでにプロイセンを成長させました。彼の生き様は私の人生の手本です。

特に、フリードリヒ2世が掲げた言論の自由や宗教的寛容、残虐な刑罰の廃止といった改革は、現代の私たちにも多くの示唆を与えます。また、彼が個人的な苦難を乗り越えて国家を発展させた姿勢は、私自身が挫折を克服しようとする原動力になっています。

私は、プロイセンやフリードリヒ2世について深く研究し、博士号を取得することを目標にしています。そして、研究を通じて日独の政治的、経済的結びつきを強化し、両国の相互理解を深める一助となりたいと考えています。

現在は税理士試験の勉強が忙しく、東大進学の具体的な見通しは立っていません。しかし、目標を実現するために日々精力的に取り組んでいます。この目標は、私自身の人生を豊かにするだけでなく、社会にも貢献する道だと信じています。

私と同じように、目標に向かう過程で挫折や困難を経験する方も多いでしょう。しかし、その中で得た学びや情熱は、必ずや未来の力になると私は信じています。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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