今回は、簿記の好きな勘定科目について解説していこうと思います。
私の好きな勘定科目はズバリ、「国庫補助金受贈益」です。
簿記2級、会計士の財務会計論で重要な論点である「圧縮記帳」で出てくるこの勘定科目なんと利益であるにも関わらず、同時に計上される圧縮損のおかげで課税されないのです。国が投資を促進するために補助金を出しているのにここに税負担を課しては補助金の趣旨が実現されなくなるとの事からこのような処理をされます。なお、この処理をすると圧縮損が計上される分、減価償却費がその分計上されないので免税ではなく課税の繰延となることに注意が必要です。
国家第一の僕を尊敬し、人生の模範とする私にとって国が企業や、国の発展のために設備投資を促進する姿を帳簿で垣間見えるのが嬉しく感じます。
まだ実務で見つけたことがないので頑張って見つけたいと思います。
読んでくださってありがとうございます。