大学受験に挑む皆さんへ
私は地方公立高校の理系クラスから薬学部を目指して受験しましたが全滅し、1年間の浪人生活を経て神戸大学経済学部に進学しました。大学受験は人生の大きな分岐点であり、志望校や併願校について悩む時期は誰にとっても重要です。共通テストが近づいている今、私の経験を共有することで、少しでも皆さんの参考になればと思います。
志望校と併願校の選び方
志望校を選ぶ際には、挑戦する価値のある大学を見極めることが大切です。一般的に、東京大学や京都大学、一橋大学、東京工業大学を目指す受験生は早慶を併願校とすることが多いと思います。一方で、地方国公立大学やTOCKYを志望する場合、MARCHや関関同立を併願する方が多いでしょう。
しかし、私が皆さんにお勧めしたいのは、 慶應義塾大学商学部 です。この学部は、国公立大学志望者にとっても十分に挑戦しやすい特徴があります。
慶應商学部の魅力と挑戦の価値
慶應商学部の入試問題は、英語や数学で問題量が多く時間的に厳しい部分はありますが、基本的な問題が多く含まれています。マーク式や短文での記述が多いため、これまでの共通テストや国公立二次試験の対策がそのまま活かせます。社会科目についても、他の慶應の学部に比べて難解な論述やマニアックな用語の出題が少なく、基礎的な対策で十分に対応できます。
さらに、競争相手の層について考えても、優秀な層は法学部や経済学部に集中するため、商学部は比較的合格の可能性が高いと言えるでしょう。実際に私も慶應商学部を受験し、合格を勝ち取りました。その経験は、国公立二次試験への自信や勢いにもつながりました。
挑戦のその先に
慶應商学部を受験するためには、国公立大学の二次試験に課されない社会科目の勉強が必要になります。この追加の負担をどう考えるかは個々の状況によりますが、合格できたときの達成感やその後のモチベーションの向上を考えると、十分に価値がある選択だと思います。
ぜひ皆さんも慶應商学部にチャレンジしてみてください。受験という挑戦の中で得た経験や自信は、次のステップへの大きな力になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。